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接続詞の考え方・使い方

プログラム概要

 本講演では、日本語の接続詞の考え方と使い方について検討する。

 前半の接続詞の考え方では、接続詞とはどんな品詞かという定義、接続詞がどのようにしてできたかという歴史について考えたうえで、論理関係に基づく接続のタイプと、そのタイプに基づく接続詞のバリエーションを紹介し、接続詞という品詞の基本的な考え方について学ぶ。

 後半の接続詞の使い方では、どのようなジャンルでどのような接続詞をどのぐらい使うのかという接続詞の基本を押さえたうえで、どのタイミングでどのような接続詞を使うと読者に響くのか、接続詞の効果的な使い方について検討する。また、翻訳との関連で、旧・新約聖書の翻訳に使われている接続詞を分析し、その特徴的な使い方と、その背景にある論理について議論する。

オンデマンド配信スケジュール

2024年10月29日(火)~11月30日(土)

登壇者

石黒 圭

イシグロ ケイ

石黒 圭

ISHIGURO KEI

国立国語研究所教授

国立国語研究所・総合研究大学院大学教授、一橋大学連携教授。一橋大学社会学部卒業、早稲田大学大学院文学研究科修了。博士(文学)。一橋大学国際教育センター教授を経て現職。専門分野は、文章論・談話分析(日本語学)、作文教育・読解教育(日本語教育)。著書は単著のみで25冊、共編著を合わせると45冊に及ぶ。

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