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インバウンド需要の変化
~Cool JapanからDeep Japanへ
 医療通訳から見える新たな世界

プログラム概要

 我われ翻訳者・通訳者ともつながりの深いインバウンド。コロナ禍を経てそのインバウンドの内容も「モノ消費からコト消費」へ「お仕着せの観光からディープな日本を味わう体験」へと変化したといわれている。 本セッションでは、中国語翻訳のニーズから見たインバウンドビジネスの変化を簡単に振り返り、近年求められている「よりDeepな Japan」のなかでもますますその重要性が認識されるようになった医療インバウンドに焦点を当て、医療インバウンドと切っても切れない医療通訳の世界について紹介する。 後半の対談では、医療通訳試験に合格したての翻訳者と医療通訳学校の講師が医療通訳の今後の可能性や成長などについて、皆さんからのご質問も踏まえながら本音で語り合う。


オンデマンド配信スケジュール

2024年10月29日(火)~11月30日(土)

登壇者

岩谷 季久子

イワヤ キクコ

岩谷 季久子

IWAYA KIKUKO

翻訳者・医療通訳士(2024年度認定申請予定)

中日翻訳/日中校正者。2024年医療通訳試験合格認証取得。大学卒業後に中国南開大学留学。木工業界、中国語講師を経て‘93年から翻訳業界へ。翻訳会社勤務、翻訳スクール講師を経験して現在に至る。 

◆実務翻訳では昔は何でも屋、今は医薬系9割。日中校正ではいまだに何でも屋。 

◆出版翻訳では自然科学、文化芸術系が多め。主な訳書に『ジェームス・リーの予言』(東洋出版)、『あかちゃんパンダ』『風のぼうけん』(樹立社)、『本場に学ぶ中国茶』『北京古建築』(科学出版社東京、国書刊行会)など、共訳書に『郎世寧全集』(科学出版社東京、国書刊行会)、『王羲之王獻之書法全集』(科学出版社東京、ゆまに書房)などがある。

松永 悠

マツナガ ユウ

松永 悠

MATSUNAGA YU

株式会社ゼニスケアジャパン
代表取締役社長
医療通訳士

北京生まれ北京育ちで、北京師範大学外国語学部で日本語を専攻し、日系企業で就職したのち、24歳の時日本人の夫と結婚し来日しました。 子育てが一段落した30代後半から仕事を再開し、翻訳、ライティングをメインとして、企業や商品の宣伝から文化交流、エッセイと幅広く手掛けてきました。その後、医療通訳と運命的な出会いをしました。 医療通訳技能検定一級を取得し、延べ500人の患者を担当して、難病大病と様々な案件をこなし、更に日本医療通訳アカデミーで講師を務め、次世代の医療通訳育成にも力を入れています。現場で様々な問題点に気づき、令和6年に自分の医療仲介会社を設立しました。 

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