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「ことば」の力を信じて

プログラム概要

ことばが時代とともに移り変わるのは自然な現象だ。それでも、コンピューターとインターネットが普及して以来、特にSNS時代になってから、日本人が使うことばはそれ以上に変わりつつあるようにも感じられる。無自覚に発せられることば。正しく理解されないことば。人を傷つけることば。そこに今度は、生成AIという新しい装置も加わった。そんな世界で、小説家が残すことばはどんな力をもちうるのか。人と人とはことばによるコミュニケーションを続けることができるのか。機械に翻弄されずにいられるのか。翻訳者や翻訳業界にも直結するこうしたテーマを通じて、私たちが使う「ことば」の力を改め問うてみたい。


講演日時

2024年10月24日(木)16:00~

本講演は会場(金沢市文化ホール)でのみ行われます。

聴講をご希望の場合は「会場参加&オンデマンド視聴」または

「会場・交流パーティー参加&オンデマンド視聴」をご購入ください。

講演後のオンデマンド配信はございません。



講演後に書籍販売があります。

また、ご希望の方には書籍にサインも入れてくださるとのことです。

当日ご購入になった書籍でも、ご持参の書籍でもかまいませんが、サインはお一人様1冊までとさせていただきます。

登壇者

九段 理江

クダン リエ

九段 理江

QUDAN RIE

作家

1990年、埼玉生れ。2021年、「悪い音楽」で第126回文學界新人賞を受賞しデビュー。同年発表の「Schoolgirl」が第166回芥川龍之介賞、第35回三島由紀夫賞候補に。2023年3月、同作で第73回芸術選奨新人賞を受賞。11月、「しをかくうま」で第45回野間文芸新人賞を受賞。2024年1月、「東京都同情塔」で第170回芥川龍之介賞を受賞した。

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